bongのpage


韓国、中国の旅行記
ソウル編1

5月18日火
夕方7時発のアシアナに乗って、ソウルへ。
ソウルに下りると雨が降っていた。気温も大阪より涼しく感じられた。
ソウル空港には友人の張哲雄が迎えに来ていた。
張哲雄の家には車で30分もかからなかった。家はとても大きい。

5月19日水
良く寝た。目がさめたのが8時ごろかな。
張哲雄からインターホンで呼ばれ、朝食が用意できたと。
私の寝ているのは2階で、食事は3階でだ。
朝食はおかゆのようなスープとパン、バナナジュースだ。韓国食ではなく西洋食ぽいものだ。(写真=中央が張哲雄の奥さん)

張哲雄の家は大きな家だ。
4階立ての家で、張哲雄は奥さんと2人暮らしだ。子供はいない。たまに、奥さんの母親が来る。あそう、子犬が一匹いた。
張哲雄の夫婦は3階に寝止まりし、私は2階に泊まった。私に与えられた、2階のワンフロアーには、風呂、トイレ完備、だから、まるで、高級ホテルに泊まっている感じだ。(写真=前の公園からみた張哲雄の家)

10時20分ごろ家を出た。近くにバス停留場がある。バスに乗った。11時10分ごろ、チョンロ3街についた。だから、バスで張哲雄の家から、ソウル市内までは、約1時間だ。
銀行に行って韓国ウォンに両替をし、中国旅行のために、ロッテホテルにあるロッテ観光開発株式会社へ行った。中国旅行ツアーの申し込みは、哲雄がすでにしてある。旅行費用を支払うためだ。139万ウォン。「DLX名所中国一週観光8日間の旅」というツアーだ。

昼食は、ミョンドンの韓一館というところで、(写真=韓一館の入り口、結構大きな店だ)
ブルゴギを食べた。おいしい。ブルゴギといえば、日本語で焼肉、ところが、日本でいう、網の上に肉をのせて焼く、あれとは違う。ジンギスカン鍋のようなところに、汁もあり、どちらかといえば、すき焼きのような感じだ。(写真=ブルゴギ、汁がある)
とてもおいしい。日本でも、このようなブルゴギがあればいいなあと思う。

哲雄と別れ、チュンムロの方へひとりで行った。陳ソウル支社長のところに行くためだ。
印刷街はやはりにぎやかだ。(表面上は)

本屋によって少し本を買った。中国観光のガイドブックなど。

7時にロッテホテルのロビーで、korea-mlの三宅さん、morrisさんとの待ち合わせをして、3人で、城北区の「寿硯山房」というところへ行った。韓国の古い田舎風のヤンバンの家のような雰囲気のところだ。チジミのようなジョンや、テンプラのようなものといろいろ出てきた。酒は韓国薬酒であった。しかし、私と morrisさんは 韓国薬酒ではものたらなくて、缶ビールを外から買って来てもらった。(写真=中央が寿硯山房のアジュモニ)
宴たけなわ、時間がいくのも忘れて、いろんなこと話し合った。

「寿硯山房」を出て、3人はチョンガクというところまでまたタクシで来て、三宅さんとは別れた。

morrisさんと二人で、民そく風の居酒屋のようなところに入って、ビールを飲んだ。(写真=夜11時過ぎの街、後姿はmorrisさん)
11時10分ごろ、最終電車、地下鉄に乗って哲雄の家に帰ってきた。戻ったら、12時はとっくに過ぎた。

5月20日木
張哲雄と車でヨイドへ行った。

ヨイド広場がなくなってる?!
ヨイド広場 は8.15のような、多くの人が集まる、パレードのようなのを行う、場所であった。
広場をなくし、公園に変わっていた。昨年4月から工事を始めて、今年の1月に完成。
韓国伝統の森(チョントン ウ スプ)という名前がつけられていた。(写真=入り口に韓国伝統の森という立て札があった)

10時半頃、ハングルとコンピュータ社へ行った。
この会社は、ヨイドの近くにあった。
金相伊さんに会い、社内を一通り案内してもらった。(写真=左は受付の方、右が金相伊さん)

昼食をご馳走になった。「ボサム」という料理、豚肉を野菜で包んで食べるのだが、私ははじめて食べたのだが、おいしい。
1時ごろハンコムを出た。

名古屋の太田さんがぜひ、行ってみなさいといわれた、テクノマート(広津区、地下鉄のカンビョンの近く)へ張哲雄と行った。(写真=車の中から、前に見える高いビルがテクノマート)
どでかいショッピングセンターだ。
パソコン関係を主に見て回った。

5時ごろ戻ってきた。
近くの「ホス(湖)公園」へ張哲雄とその友人の金カブと3人で散歩に行った。スポーツをかねてだ。すごく広い公園であった。
散歩をする人や、アベックや、自転車に乗って走りまわったり、平和そのものだ。(写真=運動をする2人、右が張哲雄、左が私)
夕食は、食堂でサンキョップサルを食べた。

ソウルから日本へE-Mailを出すことができた。
なんてことはない、国際電話で今まで通りインターネットしただけのことだ。もちろん、私宛に来たメールも今まで通り、日本にいてる時と同じく受けることができる。
そんなに、長期間滞在しないのなら、この方がてっとりばやいと思った。
これからは、ソウル滞在中、毎日一度はメールボックスを覗き、また、必要に応じてメールを出すことにする。

5月21日金
朝、6時頃、目がさめた。起きて、朝食の前、一人で、近くを歩き回った。

11時ごろから、友人の張哲雄の車で38度線を越え、イムジン江を越えて北へ、休戦線の近くまで行った。
ムンサンというところを越え、ペクハク面あたりにきた。(写真=38度線超えるところに、「ここは38線、私達の願いは統一」という立て看板があった)

北へ進むにつれて、だんだん車の数も減り、そのかわり、ソウルではあまり見られない、軍隊のトラックやジープ車が目に入る。
前線のすぐ近くまで来た。ここは静かなほんとうに、田舎だ。
しかも、今日はとても天気がいい。
店のような、ところに入っていった。(写真=看板とか、テーブルなど手作りのような素朴な感じだ「民俗村」)

田舎で、自然に育てた鶏の「炭焼き」といったほうがいいか、鶏の肉を炭火で焼きながら食べる。(写真=鶏を焼きながらそのままとって食べる)
味付けは何もせず、ただ、塩を振り掛けただけであるが、これがなかなかいける味だ。鶏一羽13000ウォン。(写真=手でむしりとって食べる2人、味付けは、塩のみだが、おいしい)
ここの店の名前は「民俗村」という。夫婦でやっている、家族的な店だ。

いつか、皆さんをつれて来たい、場所だ。
鶏の味も味だが、それより、このあたりの雰囲気も日本では味あえない場所だ。(写真=その辺で鶏やアヒルがあそんでいる。これをその場で、さばいてくれる)

「北」がすぐ近くにあるので、緊張感があって。
そして、静かな、のどかで平和なこの雰囲気。
私にはどう表現すればいいかわからない。

哲雄の家に着いたら、もう午後5時ごろだ。
ソウル市内へ出ようとしたが、やめた。
哲雄の家の近くのスーパーへ、私が飲む、ビールを仕入れに行った。そんなに大きな店ではないがそれでも品物は多く積みあげてあった。
夕食は哲雄の家で7時ごろた。

5月22日へつづく



ソウル2へ

Bongのページへ

感想などは:ko@inbong.com