鳳＠bongのpage

フィルム・スキャナーで過去を旅する

1962年編集者１年生

1962年春

フィルム・スキャナーで、古いフィルムから現れる過去への旅に出発する。なにがあったのかな。

1962年、高校を卒業して、サラリーマン一年生になる。
プラスチック関係の出版社、合成樹脂工業新聞社に３月12日、入社した。
ここで約３年間、とても勉強になった。取材、雑誌の編集、新聞の編集、印刷のこと、等。

４月５日、大阪南港で開かれる、国際見本市の取材へ行った。

春の社員慰安会だ。社員は約40名。一番左が私、隣が西田さん。



年始めの机の前の私は漫画を書いている。ディズニーの写真もある。					４月２日初めて背広を着る。うしろのドアの向こうが私の部屋。ここは父の部屋だ。

			書店を覗いて見た。お！並んでいる。「オールプラスチック」と「プラスチック建材」が、わが社で出版している月刊雑誌だ。
		この会社では、週間新聞、だいたい大判８ページか16ページ。月刊誌が「オールプラスチック」「プラスチック建材」「プラスチック包装」と、３冊が出版された。私はオールプラスチックのレイアウト編集の責任者になった。しかし、取材などは、どれもかかわる。もちろん、校正もだ。３階が編集部で、２階が文選（この時は活版印刷だから）１階が印刷工場だ。
	初めての名刺だ。

私の机。				３月24日、初任給をもらう日に、建国新聞部が会社に来た。ちょうど新聞発行日なので、新聞発送の手伝いをしてもらった。終わって、夕食を皆さんにごちそう




国際見本市に、皇太子、美智子夫妻が訪問、それを私が撮影。トップ面にその写真が載った。

初めて背広を着たので、いかるが公園（桃谷公園）で、写真に撮る。
			会社の給料袋、昭和38年４月分手取が12,662円。


	地蔵さんの前で。	３月15日、父が還暦を迎えた。お祝いに着てくれたのが40名以上。私の友人だけでも５人が来た。