中学校一日体験入学  さわやかな秋晴れのもと、去る11月1日に中学校では一日体験入学が実施されました。恒例ながらこの日は在校生の保護者参観日でもあり、日曜日とはいえ学校は大にぎわいの一日でした。  一日体験入学には、本校内外合わせて35名の参加者があり、朝9時に集合。受付をすませ、まずは学校見学。並行して行われている在校生の授業を見学しながら中学校の各施設を案内され、内部生(建国小)もふだん何気なく見ていた物に、この日は自然と関心がわき、新たな目で再認識した様子です。特に中学生の授業を見学する目は真剣そのもの。それもそのはず、半年後の自分の姿がそこにあるからでしょう。一通り見学が終われば今度はいよいよ体験授業。コンピューターを使って学習するということで、まずは算数の計算ゲーム。机に向かっての勉強というと、くもりがちな表情もゲームとなるとなぜか生き生き…。漢字の読みとりゲームになる頃には皆もう夢中。キーボード練習ゲームを最後に時間がきても子供たちはまだまだやり足りないようすでした。校長先生の話にもよく耳を傾け、今から中学校に対する期待と不安が感じ取れました。感想文では外部小学校の参加者が次のように書いていました。  「回りは建国小の人が多くて不安だったけど、すぐ友達になれて楽しかった。今日は本当にきて良かった。」  やはり同胞というだけで何か通じるものがあると思っているのは子供も同じなのではないでしょうか。  なにはともあれワクワク、ドキドキの有意義な時間を過ごした35人はその日の天気のように晴れ晴れとした表情で学校を後にしました。きっと彼らにとっては貴重な一日体験入学だったのではないでしょうか。


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