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ワンコリアフェスティバル２
11月７日ワンコリアフェスティバルを見に行った。
天気もよく最高の気候だ。生野のコリアタウンで初めてもたれた。
15周年を迎えるこのイベント、いままでどうしてこの生野で開かなかったのだろう。
コリアタウンは人でごった返し、
ほんと、祭りだ。
金剛学園小学校、練習のときも真剣だが、本番はより真剣。車千代美先生は舞台のそばで見守りながら指示を出す。
大阪市立御幸森小学校・民族学級「私達はどうして、日本の大阪で住んでいるのでしょう」と挨拶のなかで問いかける。
白頭学院建国小学校、ユニークな方法での出番だ。
司会の李 淳美（い・すんみ）さん
韓国伝統芸術研究院、韓国民謡を披露。
観客、超満員だ。
大阪朝鮮第4初級学校の舞踊。
風舞楽芸術団、力強い風物（プンムル）
私も観客のひとり。
徳山物産。チヂミを買に人が並んでいる。
全永女先生、李校長先生の本を販売。
巻田さんにあった。マッコリを飲んだり、蒸し豚を食べたり。
広瀬記者、実行委員長の鄭甲寿さんに取材
事務局。忙しい
プロフィール
金剛学園小学校
こんごうがくえんしょうがっこう
1946年4月西成ウリ学校開講。85年11月大阪色府から中・高等学校正規学校設置認可。
韓国人として自覚と矜技をもつ、合理的で健康的な価値観を定立する、国際化時代の主人公としての実力を培養する、在日同胞社会の先導者として正しい民族意識を育てる、という目標を持って全心全力をかたむけて学校全体が一つの心で教育活動を実施しています。今回のワンコリアフェスティバルには本学園小学校3学年生全員がパレードに参加し、舞台発表ではチャンゴノリを披露致します。
大阪市西成区梅南2-5-20 TEL 06-6661-2898
大阪市立御幸森小学校・民族学級
おおさかしりつみゆきもりしょうがっこう・みんぞくがっきゅう
民族学級は、日本の公立小・中学校に通う同胞の子供たちが祖国の文化を同胞の教師から学ぶところです。この取り組みは、1948年に同胞の一世のハルモニ・ハラボヂが子供たちのために建てた学校がＧＨＱの指令によって取り潰された時から始まります。大阪市内には民族学級が現在84校、大阪府内には95校あります。御幸森小学校に民族学級ができて11年目です。50年前の思いを受け継いで同胞の子供たちが、民族学級でソンセンニム（先生）から自分の国のことを学んでいます。楽しい歌や民族の遊び、楽器のリズム、伝統舞踊、歴史、地理、ウリマル…子供たちは目を輝かせて｢知りたい｣事を学びます。そして、ウリナラのことで大好きなものを見つけて、心の宝箱にしまっておきます。今日のこの発表が、子供たちの輝かしい人生の1ページに残ってくれればいいのにと思います。
建国小学校
けんこくしょうがっこう
建国小学校は私たち同胞による同胞のための同胞の学校です。
本校は、幼稚園から高校までを併設しています。中、高校生のお兄さんお姉さんとのあたたかいふれあいは思いやり、礼節の大切さもまた自然と培うものです。この幼稚園から高校までの教育を通して、ひとりひとりの人格を大切にしながら、21世紀に活躍するゆたかな「国際人」の育成を目指しています。
1946年3月建国工業学校、建国高等女学校創立。47年4月建国中学校に改称（新教育制度による）。48年4月建国高等学校設立。51年3月 学校法人認可、学校教育法第1条による法的資格を得る。
大阪市住吉区遠里小野2-3-13 TEL 06-6691-1231
韓国伝統芸術研究院
かんこくでんとうげいじゅつけんきゅういん
代表：呂英華。民謡、舞踊など、韓国の伝統芸術の振興、発展に努めている。昨年に続きワンコリアフェスティバルに出演。
風舞楽芸術団
ぷんむあくげいじゅつだん
風舞楽（プンムアク）は韓国らしい情緒あふれる風物（プンムル）・舞踊・音楽を披露してくれるグループです。メンバーは幼い頃から韓国の伝統芸術に慣れ親しんできましたが、韓国民俗村・国立国楽院・ソウル市立舞踊団での活動を通じて風物・舞踊・音楽の技量をさらに磨き、1991年11月11日に正式に風舞楽を発足させました。風舞楽は86・90年のアジア大会をはじめ、88年のオリンピック文化祝典、フランス世界打楽器フェスティバル、ヨーロッパ10ヶ国・アジア・南米など、国内外で500回以上の公演を行い、韓国の優れた伝統芸術を世界中に紹介してきました。また、国内の大会においては、83・84年全州大私習ノリ農楽部門主席、85年全国農楽競演大会で大統領賞、93年ソウル国楽大競演大会風物部門で金賞に輝くなど、国内第一級のグループとして高い評価を受けています。風舞楽は生きた芸術を目指しています。それは、単に伝統芸術を守り続けるだけにとどまるのではなく、生命力あふれ人の心を打つようなリズムを絶ゆみなく追求していくことなのです。第12回ワンコリアフェスティバルに続いての参加です。
●メンバー 朴英柱、梁根銖、李相勲、朴培鎮、朴南彦、李吉永。
大阪朝鮮第4初級学校
おおさかちょうせんだいよんしょきゅうがっこう
解放1年も経たない1946年6月11日、「在日本朝鮮人連盟生野第10ウリ学校」という名称で民族教育の第一歩を証し、翌年には「御幸森朝鮮小学校」と姿を変え、61年9月、木造2階建て校舎建設中、台風に遭い骨組みが無惨にも壊れるという幾多の苦難を乗り越え、68年9月、現在の新校舎を竣工し時代の要求に合わせて教育内容も抜本的に改善しながら現代的な教育環境を立派に整えつつ、もっとも大事なウリ学校を代を継いで発展させてきました。今日、素晴らしい民族教育の殿堂から巣立っていった卒業生達は、日本という異国に居ながらも民族心を胸に抱き、立派な朝鮮民族として愛国の道を力強くふみしめながら歩んでおり、同胞社会の代を堂々と継承しています。
大阪市生野区桃谷4-9-22 TEL 06-6712-8771
韓国キョレハナ合唱団
かんこくきょれはながっしょうだん
団長：金春玉（女性統一協議会理事）。1993年、ワンコリアフェスティバルに初出演し、在日の「コール・アリラン」と共演、以降、毎年のようにフェスティバル参加を果たしている。
在阪オモニコーラス「コール・アリラン」
ざいはんおもにこーらす こーる・ありらん
1988年開催の在日ウリ・ヨソンたちの一千人コンサートを機に「統一への熱い思いを！祖国愛を！もっと歌に託したい」と二世・三世の女性を中心に誕生。全国合唱コンクール出場、地域社会交流、ドイツ合唱団との交流など、活躍は多彩。祖国ピョンヤンとソウルで歌うことを目指して練習に励んでいる。ワンコリアフェスティバルにはキョレハナ合唱団と出演している。
韓国婦人会大阪本部オモニコーラス部
かんこくふじんかいおおさかほんぶおもにこーらすぶ
婦人会大阪本部のオモニハングル教室で、歌を歌いながらハングルを学ぶことから始まり、1992年春に創部されました。92年婦人会大阪本部創立45周年記念祝典出演。93年韓国大田博覧会出演、済州市「ハルラサン文化祭」出演。97年東大阪フェスティバル出演、以後毎年出演。99年なみはや団体合唱隊に参加。今回初めて「ワンコリアフェスティバル」に出演。
姜輝鮮朝鮮舞踊団Narusae飛鳥
かんふぃそんちょうせんぶようだんなるせあすか
代表：姜輝鮮。1964年、在日本朝鮮文学芸術家同盟、大阪支部舞踏部長就任。1980年、朝鮮舞踊研究所設立。95年、朝鮮民主主義人民共和国ピョンヤン公演。中国、アメリカなど海外公演。86年、ワンコリアフェスティバル初出演。以降ほとんど毎年参加している。
朴保バンド
ぱくぽぉばんど
代表・朴保。1955年生まれ。80年、「朴保＆切狂言」結成。韓国民謡や、ソウル、レゲエ、ロックを混在させたパワフルなサウンドを身上とする。82年渡米、音楽活動。92年、帰国。「東京ビピンパクラブ」等、いくつかのバンドを経て97年、「朴保バンド」結成。平和や愛を力強く歌い続けるメッセンジャーである。この数年はワンコリアフェスティバルのトリを務めている。
●メンバー 朴保、KUMA、KOKI、朴実。
司 会
諸口あきら（もろぐちあきら）
1980年芸能界引退後、世界各国に取材旅行に出かけ、激動する世界情勢の流れを身をもって体験。書画家としても「MBS」ギャラリーでの作品展を中心に各地で活動。92年、仏ニース国際美術展にてグランプリ受賞。ウエスタン歌手でもある。ワンコリアフェスティバルには第10回、第13回、第14回に続き、4度目の出演。現在「諸口あきらのイブニングレーダー」（MBS）担当。
李 淳美（い・すんみ）
1970年大阪府生まれ。奈良県育ち。現在は在阪の出版社に兼務する傍ら、執筆活動に取り組む。著書に『私が韓国へ行った理由・在日コリアン2.5世の韓国留学記』（国際通信社）