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i-まだんソウル研修旅行
参加者の感想文

2003年10月12〜14日

フォーラム・アイの「楽しい韓国語講座」を受けている受講生を中心として、ソウル研修旅行を行った。

これはその参加者たちの感想です。

まだ、未完成です。
「ソウルの応用問題」

           横山 英治


さてフォーラム・アイの長老で、生野の在日の大長老かつ
ウリハングルマルハッキョ、
われらが韓国語教室の
高仁鳳校長先生(ソンセンニム)の引率で、
ついに韓国語教室の修学旅行が実現、3日間ソウルへ。

テハンノ(大学路)、チョンノ(鐘路)、ナンデムンシジャン(南大門市場)、
ミョンドン(明洞)等繁華街での買い物はもちろん、
かつて日本の植民地時代、政治犯を弾圧した、
まるでアウシュビッツのような西大門刑務所や、
映画「JSA」で使われた板門店のセットも、
日本はおろかブロードウェイまでめざすパーフォーマンスステージ、
「ナンタ」も・・・などなどいっぱい、とことん見て回りました。

我々の勉強ではとてもおぼつかない歴史がありました。
それゆえのまだまだ反日感情を残しつつも、
街にはすでに日本音楽が解禁されてCDが飛ぶように売れています。
トヨタのセルシオ(レクサス)など堂々日本車が走りまわり、
それに凌駕する超高級韓国車も走っていました。
けたたましいクラクションの音はすっかり消えて、
民族の誇りをかけて暴走、いや激走していたタクシーやバスの、
運転までも、かなり「おとなしめ」となったように見えます。

ハイテク製品を集めた大規模小売店テクノマートは、
ヨドバシカメラやビッグカメラよりずっと大きく、そこで、
韓国シャープ製の韓国語の韓日英電訳辞書を日本のほぼ半値で買い求めました。
かつては博多のビッグカメラあたりに、フェリーに乗ってきた
韓国人の担ぎ屋オモニがゲームソフトを仕入れに溢れていたというのに。

地下鉄の標識も以前のハングルだけが、
この1年で漢字が復活、車内で目立った
「スパイ注意」のステッカーはいつのまにか消えていました。

政治は少しばかり、いやいつものとおり激しく荒れていますが、
経済やITもいつのまにか堂々たる先進国。
新聞広告で見た限りでは、
やたら九州へのゴルフパックが流行っているようでした。

そしてインチョン国際空港のあまりのでかさにぶったまげました。
まるでロスアンゼルスか、シカゴのような巨大空港でした。

ここはもう1年前の韓国ではない・・・。

近くて遠い国の頃の韓国を活写した、
関川夏央さんの「ソウルの練習問題」はすでに古典の世界でした。

わずかの間の変化が読み取れるようになったのも、
ずいぶんハングルが読めるようになったためでしょうか。
その気になれば40代でもなんとかなるもんだなあと感心しています。
現地に行けばあっという間に目に飛び込んだまま、
耳で聞いたままボキャブラリーが増えて行きます。
もちろんハングルが日本語にあまりに近いことと、
それを「生野に学んだ」からでしょう。

まだ犬は食べていませんが、
うどんすき、カルビ、デジカルビ、ダッカルビ、ピンデトック、カルグクス・・・。
韓国料理のほとんどが大好物となりました。
OBビール(メクチュ)の軽い味もすっかりなじみました。
ノレバンでのカラオケはもっとソウルで練習しなくてはなりません。
日本でのカラオケでは、韓国曲であっても
どうしてもカタカナを読んでしまいますから・・・。

高先生、皆様本当に有り難うございました。
もう「ソウルの応用問題」を解き始めているようです。

横山

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■FI・楽しい韓国語講座<第2回>(2003/8/7)
■FI・楽しい韓国語講座<第1回>(2003/4/17)


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