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明治時代に発行された日韓会話の本

こんな本を見つけました。
「60日間卒業・日韓会話独修」
明治39年(1906年)10月5日に発行されたものです。
発行所は大阪市東区の積善館本店というところです。
B6ぐらいの大きさで、布の表紙で、表題は箔押しされた、しっかりした上製本のものです。

緒言には「日本人は早く韓国人を指導して、文明の開花に導かねばならない。これ、日本人の天職である。その方法のひとつとして、彼らの国語を知って、彼らの国情を知ること。」のようなことが書かれていました。

ハングルと漢字の混埴でありますが、漢字の読み方が日本語と同じく音読みと訓読みがありました。たとえば、家を「チブ」冬「キョウル」のように。高は「ノウパ」でありました。

また、ハングルのことを「諺文」と書かれてました。

表紙

とびら

緒言

奥付

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