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第23回WAAK8月例会
マレーシアの日本人高齢者向けビジネス

話:石川博保さん

2001年9月14日

場所:大阪産業創造館17階 b-platzクラブ ルームB
出席者  :13名
石川博保さん、李さん、高さん、笹野さん、市村さん(7時まで)
生島さん、福島さん(New!)、桑平さん、北山さん、尾本さん、小林さん
北村さん、宮崎

 石川さんは、商社に勤めていた人で、現在は自営で海外と日本の間の
仕事をされています。海外の企業の日本進出であったり、逆方向の日本
の商品を海外に売り出したい会社のお世話であったり。当日は大工仕事
の後で「作業着のままで行っていいですか?」と電話があったので、ど
うぞどうぞと答えたが、前回のスーツ姿とはあまりにギャップがあった
せいで、笹野さんはこの不況下に一気に没落した人と思っていたようで
あった。

 石川さんの仕事仲間から、97年のアジア通貨危機が多少とも安定期に
入った98〜99年ごろ、マレーシアはペナン(東洋の真珠と呼ばれている
のだ)のリゾート開発業者が、日本の高齢層に滞在型マンションの販売
したいとの話。

 この計画はシルバーヘアプログラムと呼ばれ、民間の営業アイデアの
みではなく、海外進出企業からリタイアした人に不動産を購入してもら
い、また生活者として消費効果を狙う代り、長期ビザの発行が受けられ
るという利点があった。始まりは87年ごろ。ところが、以降10年間実績
では、300人(世帯)程度であり、規制を緩和して(基準を低くして)
てこ入れをしたのだが、結局日本人はあまり動かなかった。どうして王
様気分で暮らせるのに移住しないか、石川さんの結論としては
「今の日本が豊か過ぎるから」。

 当日、久々に出席という商工会議所の小林さん。ご自身のシンガポー
ル駐在経験があり、かなり話が盛り上がった。初登場だった、福島さん
11月には何か話して下さい。

 その他の私のノートから
・メイドや運転手は安全対策であって、王様にしてあげるのが目的では
ない。
・仕事かゴルフしか話題がないおじさんは海外暮らしがしんどい。
・マレーシアでは看護婦資格の人を日本に働きに出したいが、日本に認
めてもらえず。
・アジアに基盤をおく欧州人は現地語を操る。<宮崎泰夫 記>


2次会でも話が盛り上がりましたが、この時の写真が消されてアップができません。<高>


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仁川自然植物園で焼き肉パーティ(00/11/11)

WAAKの集い(00/7/14)


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