@bongのpage


私の目で見たピョンヤン平壌
4(2日目の2)
2002年5月18-25日

5月19日(平壌第2日目)つづき
昼食後、チュチェ思想塔、凱旋門、モランボンなどへ行った。
まず、チュチェ思想塔へ。この塔は1982年に建立された。高さ170m。
近寄ると本当に高い。
エレベーターで上へ登った。そこからは平壌の町並みがパノラマのように眺められた。
テドンガン(大同江)がとてもきれい。
チュチェ思想塔はとても高い。
高いわねえ〜〜。
解説者から説明を聞く。
塔の下の方にはこの塔に対する文が書かれてある。
「人がすべての主人で、あらゆることを決定すると言うことが主体思想の基本です」と書かれている。
中には世界中から、言葉が贈られてきた、名盤のようなのが壁に貼られてあった。
平壌の街が一望できる。
前に見えるのが、金日成広場。
あちらにそびえ立っているのが、柳京ホテル、工事を途中でやめている。
白く見えるのが、アリラン祭を行っている会場、メーデースタジアム。
説明してくれる、女性はかわいい。
次は凱旋門だ。パリの凱旋門よりは低いようだが、それでも大きい。1982年4月に建立され、牡凡峰の麓、金日成競技場前十字路に立っている。高さ60m。
私達一行10人の中に、福岡から参加した、元さんは平壌生まれだ。8歳までこの平壌にいて、朝鮮戦争のとき、南へ避難して来たとのこと。この元さんのお家がこの凱旋門あたりだったという。
懐かしさで、大地に口づけをし、涙を流した。
凱旋門に向かう前方に千里馬が見えた。
このあたりが元さんの生まれ育ったところ、大地に口づけをした。
解説する人に、シャッターを押してもらった。
道路の中央あたりに立って、写真を撮った。車はあまり通らなかった。
モランボン(牡丹峰)公園は凱旋門からそう遠くないところにある。
日曜日のせいか、人たちがたくさん遊びに来ていた。歌ったり、踊ったり。酔っぱらって、歌いながら、通り過ぎる青年もいた。
アイスキャンデーを売っているアジュモニがいたので、買おうとして、パクントン(外貨と交換したお金)を差し出したら、受け取らずにそのまま、キャンデーだけくれた。
絵を描いている人もいた。
かわいらしい、子供が通っていて、私達の一行のチョンジャさんが写真を撮ろうとしたら、そばにいたハルモニが自分の孫なんだろう、鼻水を拭いてくれた。
そこへ姉さんなのか「私も撮って」と。3人が写真を撮ることになった。
キャンパスに向かって、きれいな景色を描いている一もいた。
若いカップルの抱きあってる姿も、目にした。それを見ると、なんだかホットする。
モランボンに来たら、ここをバックに写真を撮らないと、モランボンに来たことにならないと案内員の言葉に甘えて。
このバックはなんて言うところ?
このきれいな風景をキャンバスに納める人たちもいた。
かわい男の子にカメラを向けると、姉さんのような女の子も「よせて」とハルモニと3人でパチリ。
おお、こういう風景も
アイスキャンデーをアジュモニから買ったのだが、私が出したお金を受け取らなかった。(後でわかったのだが、私のお金は「外貨と交換したお金」だったからだと思う。)
歌ったり、踊ったりしている。本当に平和だ。サンチョッコ、ムルチョウンウリカンサン(山がよく、水もいい、私達の江山)だ。
この若者はいい気持ちになって、歌いながら通り過ぎた。
乙密台、ここから見下ろす景色が、とてもきれいだ。
モランボンから眺めるピョンヤンもいい。
モランボンはいい公園だ。
平壌市内からそんなに遠くないし、上に立っているウルミルテ(乙密台)からの眺めもいい。
身を寄せ合う若いカップルにも出会った。恋はここでも同じだね。
この3人も親子のようだ。
どこもアベックはいるものだ。この若い二人も恋のささやきを交わしている。

ピョンヤン5(3日目)へつづく


Bongのページへ


KBS Japanのpageへ

ハングル-NETのpageへ

感想などは:ko@inbong.com