フィルム・スキャナーで過去を旅する

1959年建国高校の生活

1959年春

フィルム・スキャナーで、古いフィルムから現れる過去への旅に出発する。なにがあったのかな。

1959年、建国中学から、建国高校へ入った。高校生活は楽しく過ごした。
特に新聞部に入り、新聞作りがとても楽しかった。
小さいときから、漫画家になりたいと思っていたので、学級新聞などには漫画をのせたりした。
もちろん、建国新聞にも漫画を載せていた。

卒業の時に、最後に作った建国新聞は、いい出来だと自分自身は思った。
それで、卒業して、新聞関係の仕事をしようと、この「建国新聞」を持って、就職活動を行った。
残念ながら、この新聞を私には持っていない。本当に残念でならない。

高校２年の時、天王寺茶臼山の池でボートを乗る。

卒業式が終わって。担任先生の全永女先生を囲んで。３人の仲良しの張成秋君、金景吉君、私。そして父。

			父はパンの卸売りを行っていた。工場から、パンを仕入れて小売店に卸す、商売だ。
	父の家の前にはパンの箱が積まれている。このパンの箱を自転車に積んで、小売店に配達をする。
			四天王寺へも配達をした。月に一度あるお彼岸にはパンやモチがよく売れる。
	私も朝、学校へ行く前にパンの配達を手伝いした。
	化学実験の授業だ。
			年に一度、雪中登山があった。いつも金剛山へ登った

			私学新聞連盟の会合が朝日新聞社で行われた。建国新聞部朝日新聞社前で。
	体育祭の時、校門前で建国新聞を配る新聞部。右が私
			卒業を前にして、先生と座談会を行う。
		新聞部は他の高校との交流も行う。この日は興国高校との交流だ。

この「建国新聞」は1962年１月に発行されたもの。卒業の時の新聞はこの次の号だが・・・。

	上の漫画は上の建国新聞に載ったもの。 画風は手塚治虫風だが。
	右の漫画は、KYGグループという会の会報に載せた漫画。「・・・＜前略＞いったいなんだい君！ 答えはひとつ。ろくでなし。」
	でも、ろくでなしであるけれど、希望を持て、進む。自分の道を探して。もう、道は見えてきた、あそこに あれだ！あの道を進んでいこう。倒れたら、起きて、少しずつ、道の先にある目的を求めて。 （何を書いているのか、よくわからん）
	これも同じKYGグループの会報。1965年１月号。 今年をこのようにしたい。まずやりたいことをあげれば、 その１、すてきな彼女を得ること。 その２、お金をガッポリもうけること。
				その３、ぼってりと太ること。 その４、KYGの世界一周。 達成したのは、３、と１か。

					２年の時遠足
		びわ湖へキャンプ。

	修学旅行は九州方面。広島、長崎、別府など。
	張成秋、金景吉、この３人は特に仲がよかった。
						長崎で。
							秋芳洞で。
		別府で。
					仲良し３人。

■朝鮮戦争「戦場の記録」写真展(2010/6/26)