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トルコの旅

2001年4月9日〜12日

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カイロからトルコのイスタンブールへ行くとき、エジプトで購入した皿のようなものをスーツケースに入れようとして、一行から少し遅れた。
入国審査をして乗り場の7番ゲートに行ったのだが、誰もいない。え、ここではなく、別のところかな、それとも、もうみんな飛行機に乗ってしまったのかな。
そのあたりをうろうろしたり、警備に立っている警官のような人に7番ゲートを聞いてもやっぱりこの場所だ。あわてふためいているとき、一行が現れた。
実は私たちの方が先に来ていたのだ。ゲートにはまだ時間になっていなかったので係官もいなかったのだ。
カイロからイスタンブール着。
トルコの入国審査は簡単だ。入国カードもいらず、審査官も鼻歌を歌いながらポンポンとスタンプを押してくれた。
トルコの現地ガイドさんはMurat Soyluさん。エジプトのガイドは早口でよくしゃべるが、ムラトさんはゆっくりと話す人だ。
イスタンブールからカイセリへ国内線へ乗り換え。これはタラップから乗るのだ。カイセリでおりる時も同じくタラップからおりた。
気温が低く、すがすがしい。目の前に雪をいただいたエルンエス山がそびえる。
すぐバスに乗って朝食のレストランへ向かう。カイセリの町はエジプトとは違ってきれいな感じの街だ。レストランはパン屋のようなところであった。朝食はこのレストランでしたが、いままでとは違って全員が向かい合って座って、お互いの顔を見ることができる。
レストランを出てバスの待っているところまで歩きながら見る街のようすは清潔感があり、店などもきれい。そして、人たちが陽気だ。
バスはカッパドキアへ向かった。空は雲一つない、真っ青で気持ちのいい天気だ。気候もいい。本当に寒くもなく、暑くもない、旅行日和だ。
トルコのカイセリに降りた。
カイセリで朝食、皆さんと向かい合って行った。
カッパドキアに近づくとバスの窓から見える山の姿が、妙に変わった景色が目に入ってきた。
それはまるで宇宙のどこか別世界のように見える。
先ずは絨毯(じゅうたん)売場でバスは止まった。絨毯をトルコ女性たちが編んでるようすを見せてくれた。それから、売場へ案内された。いろんな絨毯を見せてくれた。説明をする、トルコの人たちは、みんな日本語がうまい。羊の毛で編んだものやシルクで編んだもの等々を見せてくれたりさわってみたり。いいものとは思うが、私の小さな家には、これらの絨毯はそぐわない。
でも、一行の中には100万円ほどのものを買う人もいた。
カッパドキアのこの煙突のようなものが出来たのは、大むかし、火山が爆発し、海の底であった地層が、地上に突き出て、それが何万年間、雨や風、嵐などによって、このような異様な姿になったそうだ。
ギョレメという街、この岩山を掘って中を住まいにしている。本当に映画「猿の惑星」の世界に来たような感じだ。
昼食のレストランへ。ところが、そのレストランが、その岩山を掘って作ったところだった。これまた、変わった雰囲気で、本当に私たちが猿の惑星に来て、食事をしている感じだ。
今度はトルコ石を売っているところを案内された。私は宝石に関心がないので、すぐ店の外へ出て、周りの景色を眺めた。また、露天があったのでそれを見た。私にはこの露天の店の方が宝石店よりおもししろい。古い昔の本とか、石ころのようなものを売っていた。
女の子がレースを編んでいる。その編んだのを売っていた。2枚1000円、バンジャはそれを買った。
再びバスに乗って、カイマクルへ進んだ。
カイマクルは地下都市だ。むかし、キリスト教徒たちが迫害から逃れるためにこの地下都市に住んでいたらしい。私たちはその中へ入った。トンネル道がいろいろと分かれていて、うっかりすると迷子になりそうだ。道は、立って通れないぐらい天井が低いが、天井の高い、広い部屋もたくさんあった。ここで1万5000人が住んでいて、教会や学校もあったと言う。
この地下都市の入口あたりにはおみやげ売場が並んでいた。私たちグループが通ると、「○○5枚1000円」とか日本語で声をかけてくる。

コンヤという街へバスは向かった。約3時間。平野が広がっていて、道もまっすぐだ。
途中、トイレ休憩のため、休憩所によった。
コンヤにある私たちが止まるホテルに(ホテル名DUNDAR)着いたのが、午後8時半頃だ。すぐ夕食を食べ、部屋に入りテレビを見ながら疲れたのですぐ眠った。
まったく、昨日から、サバイバルゲームのような、強行軍といえる。まともに眠りもせず、動いたのだから。
しかも、明日はモーニングコールが5時にあるとのこと。トホホ。。。

私が、ホテルに泊まらない時に一番困ったのが、ビデオ用のバッテリの充電だ。一日中のビデオ撮影に使うバッテリはやはり一日しか持たない。だから、ホテルで泊まってる間に、充電をする。バスで走ってる間は充電は出来ない。
それで、充電は、レストランでの食事をする間のわずかの時間を利用して、行った。何度も何度も。
街には、ドネル・ケバブ、(肉などをつるして焼き、パンに挟んで食べる)風景がよく見かける。
カッパドキアの異様な風景がバスの窓の外に見えた。
三美人という、奇岩の前で。
絨毯(じゅうたん)売場

トルコの女性たちが絨毯を編んでいた。

洞穴の中のレストラン、スープがおいしかった。
トルコ石宝石店。
トルコ石宝石店の入口でレースを編んでいる、少女がいた。年は12才。
編んだもの、2枚で1000円、バンジャが買った。
トルコ石宝石店の前に土産物店があった。いろんな、この地域で掘り出されたものだろう。アラビア語で書かれた古い聖書を見せてくれた。
カイマクル、地下都市。
入口には、おみやげ屋さんが並んでいる。
地下都市の中は、トンネルの道が方々に分かれていて、迷子になりそうだ。

トルコの旅2


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